かむかむチェックシート掲載のお知らせ

「かむかむチェックシート」掲載いたしました。
必要に応じてダウンロードし、ご使用ください。

【かむかむチェックシートとは】

20歳代の男女50名(28本以上の歯がある)を対象に調査した「食品ごとの咀嚼回数一覧」です。全133品目の食品を被験者に各々一口食べてもらい、最初の嚥下が惹起されるまでに咀嚼した回数をカウントして一覧にまとめたものです。

かむかむチェックシート 

【「かむかむチェックシート」を使用した食事傾向の把握と咀嚼訓練】

・はじめに

よく噛んで食べることは、健康に様々な効用をもたらします。しかし、脳卒中や老化により口腔機能が低下すると、食物を上手く噛めないまま嚥下しようとするため、誤嚥や窒息につながることが懸念されます。
 そこで、咀嚼機能の維持・向上から誤嚥や窒息の予防を目的として「噛む訓練」が大切になります。ふだん食べている食品メニューより「噛む回数」を設定し、目標値を具体化することにより訓練に対するモチベーションや継続性が得られると考えます。


使用例1)
直近1週間食べたものをチェックすると、対象者の概ねの食生活と咀嚼状況が把握できます。咀嚼回数が著しく少ない食品ばかりにチェックが入る場合やチェックした食品に栄養の偏りがみられる場合は、噛む回数の多い食品を訓練食として設定することやバランスのとれた食品選択を指導します。

使用例2)
義歯を作製した場合、新しい義歯によってどの程度の食品が食べられるか評価するために1週間食べたものをチェックします。すると、義歯の装着前後での食生活の変化が把握できるため、義歯の使用と適応食品について把握できます。

※「かむかむチェックシート」の使用には決まったルールや制限はなく、病態や年齢問わず、食生活の現状把握や「噛む訓練」の目標設定以外にも使い方次第では新たな展開が期待されます。